Elektrobit (EB) は EB tresos Safety RTE に自動車安全度水準(ASIL)の最高の認証である ASIL-D を取得しました。メインインタフェースを提供し、アプリケーションソフトウェアコンポーネント間の安全な通信を保証することにより、ランタイム環境(RTE)が AUTOSARソフトウェアアーキテクチャにおいて重要な役割を果たします。EB tresos Safety RTE の認定により、国際的に認知された認証機関であるexidaはすべてのEB tresos Safety製品がISO 26262に基づき、ECUソフトウェアアプリケーション間の安全かつ効率的な通信を保証することを確認しました。
EB tresos Safety RTE はexidaから認定を受けた最初のAUTOSARランタイム環境です。現在、exida はすべての EB tresos Safety製品(OS、TimE protection、E2E protection、RTE)が最も高い要求安全レベルのASIL-Dで動作することを独自に認定しています。この判別により、Elektrobitは現在AUTOSAR ECU向けの完全に認定された機能安全ソリューションを提供しています。
高度自動運転への前進のため、車両ECUはますます複雑になります。車両が最高の安全基準を満たすため、自動車メーカーやサプライヤーは、EB tresos製品ラインのような厳格にテストされ、認定された製品を信頼します。
「OEMとTier 1サプライヤーは、彼らの個別のニーズに対し最も信頼性の高い自動車製品を選択するため、exidaの評価と認定を頼りにしています。」と、exidaのPrincipal Partner、Rainer Faller氏は説明します。「EBと密接に協力し、EB tresos Safety製品ラインの現在のコンポーネント一式を評価した結果、ソフトウェアアーキテクチャ、設計、プロセス、およびドキュメントの安全性が ISO 26262 ASIL-D の高い安全性と設計要件の目標を遵守していることが確認できます。」
EB tresos Safety 製品ラインは世界中の数百万台の車載ECUに搭載された、業界をリードするAUTOSAR準拠のソフトウェアソリューションです。