EB robinos Predictor 評価キット

eホライゾン開発にすぐに使用可能な評価キット

EB robinos Predictor Eval Kitは、研究開発用のADASIS Providerです。最新の地図(ADASIS v2およびv3向け)をサポート、GNSS受信機を測位データとして採用し、テストドライブの内容を記録・再生することができます。このキットは、お客様の開発環境においてEB robinos Predictorをすぐに運用するのに必要なものを備えています。

ウェブアプリを使用すると、煩雑なインストールや設定なしでEB robinos Predictor Eval Kitをご利用いただけます。


EB robinos Predictor Eval Kitをリクエスト

キット内容:

  • Raspberry Piボックス
  • ソフトウェア:ADASISv2およびADASISv3 Provider + Reconstructorを含むインストール済みのソフトウェアイメージ
  • GNSSマウス
  • GNSS受信機
  • 外部CANインターフェース
  • 車載用電源
  • アセンブリ済みのRaspberry PiベースEB robinos Predictor評価キット
  • PEAK PCAN USBコネクタ
  • Micro SDカード
  • メリット

    すぐに使用可能なソリューション

    EB robinos Predictor Eval Kitは、エレクトロビットのeホライゾン製品の能力および性能評価用で、EB robinos Provider for ADASISを実行するコンパクトなRaspberry Piデバイスです。このプラットフォームには、デモECUに必要な全てが搭載されています。

    容易な設定と制御

    ウェブインターフェースでの制御により、eホライズン出力を容易に設定することができます。すぐに使えるハードウェア設計でインストールがシンプルです。

    省スペース

    コンパクトなRaspberry Piデバイスで省スペースです。

    ソフトウェアアップデート

    最新のADASISバージョン用のソフトウェアに更新できます。

    ADASIS Providerのハイライト

    • テスト走行を任意のルートでシミュレーション
    • 走行経路を地図上に表示
    • ADASIS Providerの設定:
      – 接続
      – マップ地域(欧州、北米、その他)
      – ADASISプロトコル
    • お使いのコンピュータとWi-FiまたはLANで接続
    • フィールドテストの走行トラックデータの記録と再生
    • GNSS受信機またはCAN/UDP入力を測位データとして使用
    • 組み込みのReconstructorビューアでeホライゾンツリーを表示

    製品の特長

    ADASIS v2およびADASIS v3

    • 事前に記録されたフィールドテスト走行の再生
    • 新しいフィールドテストの走行トラックデータの記録
    • ADASISプロトコル設定
    • マップの選択
    • マップ表示
    • Providerソフトウェアの更新機能
    • Reconstructorビューア搭載
    • モバイルおよびデスクトップビュー

    ADASIS v2

    • NDS(Navigation data standard:ナビゲーションデータ規格)データベースNDS 2.5xまでをサポート
    • 欧州および北米向けには、HEREマップに基づくMapscapeライセンス供与のマップを提供
    • UDPまたはCAN経由のデータ伝送
    • MPP(Most Probable Path:走行可能性の高い経路)
    • CANおよびUDPの位置情報入力インターフェース

    ADASIS v3

    • ADASIS 3.1規格に準拠
    • HEREおよびTomTomの最新HDオンラインマップのサポート
    • NDS.Liveフォーマットのサポート
    • TCP経由データ伝送
    • 位置情報候補に基づいた複数のMPP
    • UDPの位置情報入力インターフェース

    ADASIS v3 – HDマップおよび自動運転の標準フォーマット

    ADAS(先進運転システム)と自動運転システムの機能を実現または強化するためには、マップデータや車両の位置、速度などのナビゲーションシステムの情報へのアクセスが必要です。現状ではナビゲーションアプリケーションしかナビゲーションのマップデータベースにアクセスすることができず、データはナビゲーションシステムの独自フォーマットで保存されています。アプリケーションでこのデータにアクセスするには、適切な情報交換インターフェースを定義しなければなりません。ADASISフォーラムは、この定義を目的としています。

    エレクトロビットはADASIS AISBLのADASIS v3の参照実装を2018年から提供しています。

    ADASIS v3の利点:

  • イーサネットブロードバンド接続
  • EB robinos Predictor評価キットとeホライズンのクライアント側アプリケーション間の双方向通信をサポート
  • 正確な車線情報を実現する、センチメートル単位の精度の解像度
  • NDS 2.5およびOTAバックエンドをサポート
  • マップサプライヤー非依存
  • エレクトロビットのソリューションはADASIS v3ロードマップに従い、後方互換性もあります。
  • EB robinos Predictorは10年間に渡るeホライゾンソリューションの成果です。
  • 最新のADASISフォーラムの議論をベースに開発
  • EB robinosと自動運転ソリューションの詳細情報