エアランゲン（ドイツ）、2022年9月1日 – 自動車業界向けソフトウェアウェア製品をグローバルに提供するエレクトロビットは、自動車業界向けに革新的で新しいソフトウェアプラットフォームの開発を目的とするEclipse Software Defined Vehicle (SDV) ワーキンググループに参加したことを、本日発表しました。エレクトロビットは、自動車やIT、クラウド、サービス業界におけるリーディングカンパニーと協力して、次世代のモビリティソリューションのイノベーションを推進するプラットフォームやエコシステムを、構築しています。
パーソナライズやコネクティビティ、その他のソフトウェアが定義する機能に対する消費者の要求が増え続ける中、自動車産業は急激な変革期にあります。その結果、ソフトウェア定義型自動車には、ソフトウェアによって定義されるアーキテクチャをサポートするために、さらに多くのソフトウェアと高性能なネットワークソリューションが必要となります。エレクトロビットはSDVのメンバーとして、オープンライセンス、ロイヤリティフリーで使用できる共通ソフトウェアプラットフォームを共同開発し、自動車業界の抜本的な改革を促進します。
「エレクトロビットは、35年以上にわたる自動車用ソフトウェアの経験をEclipse SDVにもたらし、コミュニティと協力して自動車産業向けの革新的な新しいソフトウェアプラットフォームを開発することを楽しみにしています」と、エレクトロビットのグローバル製品戦略担当副社長、Mike Robertsonは語ります。「業界のコラボレーションとイノベーションをサポートするために、オープンスタンダードに投資する価値を確信しています。これは、AUTOSARの創立メンバー、SOAFFEEのメンバー、そして今Eclipse SDVワーキンググループのメンバーであることによって実証されています」
Eclipse SDVワーキンググループは、オープンソースとオープン仕様を利用して、自動車グレードの車載ソフトウェアスタックの変革を加速することに注力しています。車載および自動車周辺アプリケーションの開発と導入をサポートするための、スケーラブルでモジュラー式、拡張性があり業界対応のオープンソースライセンスの自動車ソフトウェアプラットフォームの構成に必要とされる、オープンソースソフトウェア、仕様、オープンコラボレーションモデルを構築、推進するために、アクセンチュア、Arm、ボッシュ、Cariad、コンチネンタル、マイクロソフト、NXP、SUSE、トヨタ、ZFグループなどの企業や個人向けにフォーラムを提供しています。
「Eclipse Foundationは、Software Defined Vehicleワーキンググループへのエレクトロビットの参加と貢献を歓迎します」と、Eclipse Foundationのエグゼクティブディレクター、Mike Milinkovich氏は述べました。「自動車ソフトウェアエコシステム全体が、急速かつ根本的な変化を経験しています。この変化を加速するには、業界全体で使用でき、共同開発できる、共通プラットフォームとツールが必要です。ソフトウェア定義型自動車向けのコードファーストでオープンソースプラットフォームというEclipse SDVのビジョンは、自動車業界が自動車ソフトウェアを開発する方法を、劇的に変えるでしょう」
エレクトロビットについて
エレクトロビットは、先進の自動車業界向け組み込み／コネクテッドソフトウェア製品・サービスをグローバルに提供する自動車用ソフトウェアのリーディングカンパニーです。エレクトロビットは、過去35年以上、自動車業界向けインフラストラクチャソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、自動運転、関連ツール、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に6億台以上の車両に50億以上のデバイスで採用されています。エレクトロビットは、コンチネンタルの完全子会社であり独立事業会社です。
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