東京、日本、2020年7月27日 – 車載用組み込みソフトウェアのグローバル・リーディング・カンパニー、エレクトロビット社 (EB)は、カーエレクトロニクスのグローバル・リーダー、パイオニア株式会社が2020年6月に発売した新しいディスプレイオーディオ、「DMH-SF700」および「DMH-SZ700」の開発プラットフォームとして、EB GUIDE ツールチェーンを提供しました。EB GUIDE は、ヒューマンマシンインターフェース（HMI）のスムーズかつ迅速な開発をサポートするオールインワン型のツールチェーンです。
EBのマルチモーダルなHMI開発ツール、EB GUIDEがパイオニアの最新のディスプレイオーディオモデルの開発に採用されました。EB GUIDEは、自動車メーカーと部品サプライヤーが、最先端のUX（ユーザーエクスペリエンス）を実現するために、総合的なUIの構築をサポートするツールです。
HMIソフトウェアの開発者は、共同開発を促進するモデルベースの開発アプローチにより効率的なUI開発に集中できるようになり、生産性が向上ました。開発時間が短縮されることで、大量生産までの時間も短縮されています。
パイオニア社MPC 技術統括グループ 佐藤 洋介氏からは、次のような評価をいただいています。
「EB GUIDEは、HMI開発に必要な機能を標準搭載しており、グラフィカルなモデリングを低コストで実現できるツールチェーンです。複雑な設計が不要となるデータバインディング機能で、HMIの開発を効率よく行えることに加え、多言語に対応しているため、海外地域を含めた幅広い製品バリエーションの開発に活用できます。ツールのメリットだけではなく、エレクトロビット社の積極的なサポートにより、短期間でスムーズに開発を進めることができました。作成したウィジェットを他のプラットフォームにも流用できるため、長期的な活用を見込んでいます。」
革新的なツールチェーンのEB GUIDEには、自動車メーカーや部品サプライヤーなどでソフトウェア開発に携わる皆様に、高度なHMIの設計から開発、テスト、実装まで、全てのフェーズでサポートをご提供するプロダクト群が組み込まれています。実装は、車両ヘッドユニットやヘッドアップディスプレイ（HUD）、 インスツルメントクラスタなどあらゆるターゲットデバイスで実施することができます。EB GUIDEの機能セットは、開発チームが最大限にコラボレーションを発揮できるように設計されています。既に5000万台以上の市販車のHMIシステムの開発に採用され、高度で洗練された車載インターフェースの実現に貢献しています。
詳細はhttps://www.elektrobit.com/ebguide/をご覧ください。
エレクトロビット社
エレクトロビット（EB）社は、自動車業界向けの組み込みおよびコネクテッドカー開発用のソフトウェア製品およびサービスを提供する、グローバル・リーディングカンパニーです。
エレクトロビットは、過去30年間に渡って、自動車業界向けインフラストラクチャ・ソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、先進運転支援システム（ADAS）、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に1億台以上の車両と10億以上のデバイスで採用されています。
エレクトロビットはコンチネンタルの完全子会社です。
パイオニア株式会社
パイオニア株式会社は1938年のに創業以来、数多くの世界初、業界初のエレクトロニクス製品やサービスを提供しています。
国内外に約70社のグループ会社生産・販売拠点を有し、グローバルに事業を展開。カーエレクトロニクス事業を柱に、斬新かつユニークな発想と最先端のテクノロジーを活かし、モビリティプロダクトやモビリティサービスなど、さまざまな事業を推進展開しています。
また、将来の自動運転社会を見据えたソリューションに関する取り組みを進めています。
詳しい情報のお問い合わせ：
清水 恵子
エレクトロビット日本株式会社
Tel: 03-6421-7140
Email: Keiko.Shimizu@elektrobit.com
https://www.elektrobit.com/jp/
