ドイツ、エアランゲン、2023年1月30日 – エレクトロビットは本日、Adaptive AUTOSAR 規格に基づいた電子制御ユニット(ECU)開発用ソフトウェアを自動車メーカーとサプライヤーに提供する、新たなEB corbos Starter Kitと、OTAソフトウェアアップデートを配信するコンポーネントを発表しました。このスターターキット(バージョン2.9以降)は、業界で最も確立されたAdaptive AUTOSARソリューションのひとつであるEB corbosを、OTAアップデートに特化したツールEB cadian Sync UCM Masterと統合します。
自動車メーカー各社は、車載OSとして知られる車両用共通ソフトウェアの構築に注力しており、これにはコネクティビティが不可欠な機能です。新たなEB corbos Starter Kitにより、車載OSのソフトウェアの導入、強化、メンテナンスが簡単にできるようになります。さらに、EB cadian Sync UCM Master(UCM; Update and Configuration Management; アップデートおよび設定管理)を追加することで、標準化された安全でセキュアな方法でAUTOSAR Adaptive Platform に基づくアーキテクチャにソフトウェアをインストール、アップデート、アンインストールできるようになります。EB corbos Starter KitとEB cadian Sync UCM Masterは、追加のインテグレーション作業を必要とせずそのままシームレスに動作します。
「エレクトロビットがEB corbos Starter KitとEB cadian Sync UCM Masterという、車載OSの2つの主要コンポーネントを提供することで、自動車メーカーはSDVを容易に開発できるようになります」と、エレクトロビットの製品・戦略部門部門トップの副社長、Michael Robertsonは語ります。「エレクトロビットは、車載ソフトウェアのエキスパートとして、競争が非常に厳しい市場において、お客様が優位性のある製品およびサービスを提供できるようにサポートすることをお約束します」
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エレクトロビットについて
エレクトロビットは、数々の賞を受賞し、先進の自動車業界向け組み込み/コネクテッドソフトウェア製品・サービスをグローバルに提供する自動車用ソフトウェアのリーディングカンパニーです。エレクトロビットは、過去35年以上、自動車業界向けインフラストラクチャソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、自動運転、関連ツール、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に6億台以上の車両に50億以上のデバイスで採用されています。エレクトロビットは、コンチネンタルの完全子会社であり独立事業会社です。
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