エレクトロビット、CES 2025でSDVへのロードマップを発表―クラウドからコックピットまでオープンソースを活用

December 13, 2024

エレクトロビット、オープンソースおよび仮想ソフトウェア開発ソリューションの拡充ラインナップ、SDVへのロードマップを披露

 

ドイツ、エアランゲン、2024年12月12日 – エレクトロビット は本日、CES 2025で自動車業界のSDV(ソフトウェア定義型車両)への変革を加速する最新のイノベーションを披露することを発表しました。オープンソースおよび仮想開発ソリューションの新しい製品ライン、自動車メーカーに開発ロードマップを提唱する SDVの新しい分類、ソフトウェア定義のアプローチを組み込んだ画期的な車両(ソニー・ホンダモビリティのAFEELA)、AUTOSARとAndroid TMのシームレスな相互連携、新しい生成AIのユースケースなどを紹介します。

これらは、ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)West Hall #3400のエレクトロビットのブースにてご覧いただけます。

  • SDVレベルの分類:エレクトロビットの0から5までの6つのレベルからなるフレームワークは、SDVの進化レベルを概説し、それぞれのレベルを効果的に達成するための実用的なステップを示しています。
  • CESイノベーションアワード受賞の EB corbos Linux for Safety Applications:車両技術と先進モビリティ(Vehicle Tech & Advanced Mobility)に選出された、自動車の機能安全規格に準拠したこの世界初のオープンソースオペレーティングシステム(OS)ソリューションは、スピード、柔軟性、コスト削減に大きく貢献します。EB corbos Linux for Safety Applicationsの無料ソフトウェア開発キット(SDK)の提供も開始しました。
  • SDV仮想開発環境:エレクトロビットのクラウドベースの仮想開発、プロトタイピング、テスト、検証プラットフォームを使用することで、乗用車およびトラックメーカー、サプライヤーは、シームレスに「シフト レフト」を実現することができます。かつてないほどスケーラブルで高速なこのプラットフォームが、大胆なアイデアを量産対応のソリューションに変えます。
  • 次世代デジタルコックピット:エレクトロビットの洗練されたフロント全体に広がる曲面ディスプレイは、デジタルコックピットと車載インフォテインメント(IVI)の未来を示しています。仮想ソフトウェアソリューションは、車両のライフサイクルを通じて効率的な開発、ブランディング、仕向地対応、進化を実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。これらには、AMDの車載グレードハードウェア、Google Android AutomotiveとGemini AI、3Dレンダリング、Epic GamesのUnreal Engine、そしてHereナビゲーションといった、エレクトロビットのSDVエコシステムのパートナーの技術が統合されています。
  • 新たなソリューション EB corbos Link AUTOSARとAndroidを融合したEB corbos Linkを、CES 2025で発表します。この初めての開発ソリューションは、シームレスな相互連携と、機能と車両機能のカスタマイズ・再構成を実現します。これにより、自動車メーカーはソフトウェアとハ​​ードウェアにとらわれない、将来を見据えた次世代コックピットを構築することができます。

エレクトロビットブースでのデモに加え、モビリティの未来を実現する広範なパートナーおよびコンソーシアムのネットワークにおいても、エレクトロビットのソリューションが紹介されます。ソニー・ホンダモビリティのAFEELA(LVCC Central Hall、ブース19904)は、AFEELAのデジタルコックピットにエレクトロビットと共同で開発されたIVI基盤の一部が統合されています。エレクトロビットのデモを紹介するパートナーは、AWS (LVCC West Hall、ブース4000)、Cognizant(LVCC West Hall、 ブース7430)、dSPACE(LVCC West Hall、ブース4500)、 Siemens(Fontainebleau Hotel 、Siemens PAVE360 Suite)、 Sonatus(LVCC West Hall、ブース4422)などです。

「課題の多い世界において、エレクトロビットのゴールは、自動車メーカー、自動車業界での新興企業、そして技術リーダーが、将来性があり、安全でセキュアなソフトウェア定義型モビリティを実現するためのソリューションを提供することです」とエレクトロビットCEOのMaria Anhaltは述べています。「オープンソースソフトウェアは、効率的かつ迅速にコードを車両へ実装する鍵であると信じています。私たちは、クラウドからコックピットに至るまで、パートナーと共にSDVを実現するためのオープンソースソリューションを提供します」

CES 2025の詳細情報とエレクトロビットブースでのデモツアーのリクエストはリンクをご覧ください。https://www.elektrobit.com/ces2025/.

 

エレクトロビットについて

エレクトロビットは、先進の自動車業界向け組み込み/コネクテッドソフトウェア製品・サービスをグローバルに提供する自動車用ソフトウェアのリーディングカンパニーです。エレクトロビットは、過去35年以上、自動車業界向けインフラストラクチャソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、自動運転、関連ツール、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に6億台以上の車両に50億以上のデバイスで採用されています。エレクトロビットは、コンチネンタルの完全子会社であり独立事業会社です。

詳細はelektrobit.com/jpをご覧ください。

 

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