ドイツ、エアランゲン、2020年7月09日 – 自動車業界向けの組み込みおよびコネクテッドカー開発用ソフトウェアのグローバル・リーディング・カンパニー、エレクトロビット(EB)は、7月9日に最先端のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)の開発をこれまで以上に容易に、より多くの開発者の皆様に利用していただける、EB GUIDEの新機能と性能を発表しました。Raspberry Piは、アクセスが世界一容易で人気が高い組み込みシステム開発プラットフォームの 1 つです。この度、EB GUIDEはユーザーの皆様がRaspberry Pi 専用のSDK(ソフトウェア開発キット)を使って、革新的な HMI コンセプトを簡単にお試しいただけるように刷新されました。
Raspberry Pi OS 用のEB GUIDE GTF SDK は、現在、無料でご利用いただけます。
エレクトロビットの Head of Product Management User Experience、Bruno Grasset は、「当社の HMI 開発ツールチェーンの機能がさらに向上し、より多くの設計者および開発者の皆様にご利用いただけるようになりました」と語ります。「全世界で 3000 万台以上の Raspberry Pi デバイスが使用されています。当社の先進ソフトウェアを、多用途かつ低価格の Raspberry Pi 開発プラットフォームと組み合わせることで、イノベーションを加速し、専門家も学生も、世界で最も高機能なHMIを簡単に作成することができるようになります」
革新的なHMI開発ツールチェーン、EB GUIDE を使用すると、最先端のHMIを車載ヘッドユニットやHUD(ヘッドアップディスプレイ)、インスツルメントクラスターなどを任意のデバイスで設計、テスト、導入することができます。EB GUIDE は、開発チームのコラボレーションが最適化されるように独自の機能セットを備えており、世界でトップレベルの洗練された自動車向けインターフェースの開発をサポートします。高度なグラフィックスに加えて、音声やタッチスクリーン、ジェスチャーに基づいたコントロールを実現します。これらの技術は、VW の次世代EVの「ID.」シリーズや 、CES 2020 で展示されたソニーの Vision S コンセプトカーにも採用されています。EB GUIDEは、既に5000万台以上の市販車のHMIシステムの開発に採用され、高度で洗練された車載インターフェースの実現に貢献しています。
新しくリリースされたEB GUIDEは、複雑な HMI のモデル化を簡単で迅速に行うことができるよう、UI(ユーザーインターフェース)も刷新されています。新しい名前空間構造や、簡単に大量のデータを扱うことができるタグフィルタリングシステム、言語とスキン設定のエクスポート機能が含まれ、チュートリアルやカスタマイズ、サンプルへのアクセスが容易となっています。
最新バージョンの詳細は、EB GUIDEをご覧ください。
エレクトロビット社について
エレクトロビット(EB)社は先進の自動車業界向け組み込み/コネクテッド ソフトウェア製品・サービスをグローバルに提供する自動車用ソフトウェアのリーディング・カンパニーです。
エレクトロビットは、過去30年間に渡って、自動車業界向けインフラストラクチャ・ソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、先進運転支援システム(ADAS)、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に1億台以上の車両と10億以上のデバイスで採用されています。
エレクトロビットはコンチネンタルの完全子会社です。
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