ドイツ、エアランゲン、2023年4月21日― エレクトロビット は本日、ジャガー・ランドローバーが2024年から全車種に搭載する次世代EVA Continuum Eアーキテクチャの構築に、エレクトロビットのソフトウエアプラットフォームと車載OSが採用されることを発表しました。ジャガー・ランドローバーは、新型車両を迅速かつ効率的に市場に投入できるようにする新しいアーキテクチャのソフトウエアプラットフォームの標準化を推進し、期待通りの動作を担保するための取り組みの一環として、エレクトロビットを選定しました。
現代の主要な自動車メーカーにとって、SDV(Software Defined Vehicle; ソフトウェア定義型車両)へと急速に変革していく業界の中で、遅れをとらないことが課題となっています。ジャガー・ランドローバーは、エレクトロビットのソフトウエアとエンジニアリングサービスを活用することで、電気自動車(EV)や他の次世代自動車の生産を加速できるようになりました。エレクトロビットのソフトウエアとソリューションは、ジャガー・ランドローバーが、品質と安全、セキュリティを損なうことなく電子制御ユニット(ECU)をより簡単に開発すること、また革新的な新機能の開発期間の短縮と隠れたコストの削減を可能にしました。
エレクトロビットは、2021年以来、新しいジャガー・ランドローバーEVA ContinuumプラットフォームアーキテクチャのECUのため、ジャガー・ランドローバーにリアルタイムコンピューティング(RTC)のすべてのポートフォリオへのアクセスを提供してきました。これには、OTAアップデート機能のためのファームウエアを搭載するEB tresos、そして最先端の組み込みセキュリティをサポートするEB zenturが含まれます。機能強化のための専門チームなどのエレクトロビットのエンジニアリングサービスは、ジャガー・ランドローバーとの関係において、すでに不可欠な要素となっています。
「ジャガー・ランドローバーチームの選ばれたソフトウエアパートナーとして、EVA Continuumプラットフォームに命を吹き込み、彼らのビジョンの実現をサポートすることは、本当に楽しみです」と、エレクトロビットのCEO、Maria Anhaltは語ります。「ジャガー・ランドローバーは、SDVを構築するためにビジネスを急激に変革し、イノベーションの限界に挑んでいます。私たちはジャガー・ランドローバーと共に、次世代の象徴的なクルマを実現できることを誇りに思っています」
エレクトロビットについて
エレクトロビットは、先進の自動車業界向け組み込み/コネクテッドソフトウェア製品・サービスをグローバルに提供する自動車用ソフトウェアのリーディングカンパニーです。エレクトロビットは、過去35年以上、自動車業界向けインフラストラクチャソフトウェアやコネクティビティ、セキュリティ、自動運転、関連ツール、ユーザーエクスペリエンスの分野で柔軟かつ革新的なソリューションを提供してきました。弊社のソフトウェアは、既に6億台以上の車両に50億以上のデバイスで採用されています。エレクトロビットは、コンチネンタルの完全子会社であり独立事業会社です。
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