センサーデータのロギングとシミュレーション環境での再生のためのオートモーティブグレードのPCシステム
自動運転機能の検証には、超音波、カメラあるいはレーダーなどの車両センサーから正確に記録されたデータと、実際の運転シーンに基づいた、CAN、FlexRay、またはEthernetなどの車載バスの通信を必要と します。
EB Assist Logger Solutionは、テストと検証のニーズに合わせた、高性能で信頼性の高い車載用PCシステムで、テスト車両向けのロギングデバイスです。また、ADAS/自動運転ECUのテストのためのSiL/HiLシステムなど、再生やシミュレーションにも最適なデバイスです。
多種多様なセンサーやECU接続用のインターフェースをサポートし、モジュール式かつ柔軟性が高いハイエンドのソリューションを実現します。
拡張性:高い処理能力により、複数のセンサーストリームを同時にキャプチャすることができます。また、複数のロガーシステムを簡単に組み合わせて、映像やバスデータのキャプチャシステムの拡張が可能です。
高性能CPUとさまざまなユースケース(低、中、高性能グレード)に対応可能なシステムです。
データロギングの質の向上
解像度25nsのハードウェアによる高精度タイムスタンプ。最高128TB/12GBsの取外し可能なストレージ。
開発と検証における時間およびコストの節約
高性能で信頼性の高い車載用PCシステムは、EB Assist bus toolおよびEB Assist ADTFに容易に統合可能。
カスタマイズ可能なターンキーソリューション
エレクトロビットが独自開発するハードウェアおよびファームウェアにより、様々なI/O構成を必要とする仕様を迅速かつ柔軟に実現(大量の同期映像データとバスデータのキャプチャ、ストレージまたはPCI-eインターフェースの拡張など)。
シングルソースによるご提供およびサポート
お問い合わせ先が一本化され、購入および構成の決定の際、そしてそれ以降も、迅速に完全かつ専門的なサポートが可能。
EB Assist Data Logger Solutionハードウェアシリーズの主要機能
- あらゆる一般的な車載通信インターフェース(映像信号FPDIII/GMSL2、CAN-FD、HS/LS、FR、ETH/BroadR-Reach、LIN、GPS)をサポートするモジュール式システム
- EB Assist bus toolsによって、個々の要件に基づき、柔軟でカスタマイズ可能なI/O構成
- データ処理およびデータ視覚化のための高度なコンピューティングパフォーマンス
- EB Assist ADTF専用のハードウェアデバイスをご用意しています。ご要望に応じてその他のプラットフォーム対応のソリューションもご提供いたします。
- EB Assist bus toolによる25nsの解像度と1μs以上の高精度タイムスタンプ
テストドライブにおけるデータロギングの未来
EB Assist Logger Solution
- 映像データキャプチャのための、拡張性の高いデータロガー
- カメラなどのサードパーティの測定インターフェースを統合
- NVME/取外し可能なストレージ:128TB/12GBs
- 高性能ロガー – 最高768GB RAM
- 1つのラックに統合することも、PCと測定用端末との間に10Gb-Ethernetリンクを備えた車両内に分散することも可能
データロガー – 低/中グレード
ユースケース
開発車両によるテストドライブ:過酷な条件でも複数のソースからのセンサーデータを同時にキャプチャして保存
- ラック/HiL環境に統合可能
- 拡張性の高いデータロガー(映像およびバスデータ/28台のカメラ/7個のPCIeスロットなど)
- NVME/取外し可能なストレージ:128TB/12GBs
- 高性能ロガー(最大768GB RAM)
- サードパーティ測定インターフェースを統合可能
データロガー – 高グレード
ユースケース
開発車両によるテストドライブ:大量のソースからのセンサーデータを同時にキャプチャして保存、ストレージ容量の強化
- ラック/HiL環境に統合可能
- 拡張性の高いデータロガー(映像およびバスデータ/台のカメラ/8個のPCIeスロットなど)
- NVMEx2/取外し可能なストレージ:2x 128TB/12GBs
- 高性能ロガー(最高768GB RAM)
- サードパーティ測定インターフェースを統合可能